JA三重厚生連鈴鹿中央総合病院病理診断科
JA三重厚生連鈴鹿中央総合病院消化器内科
新潟大学大学院医歯学総合研究科分子診断病理学分野
2014 年 111 巻 1 号 p. 98-104
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53歳女性.上部内視鏡検査にて,7年前に0-IIb型胃小印環細胞癌を,今回は0-IIb型微小胃印環細胞癌を指摘され,幽門側胃切除術と内視鏡的粘膜下層切開剥離術が施行された.病理組織学的にいずれも脈管侵襲(-)の粘膜内病変であった.今回,内視鏡的に指摘困難とされる0-IIb型小・微小印環細胞癌を異時・異所性に同一症例で指摘した.本症例は,これらの病変の再発の可能性と,病変所見を把握した上での術後内視鏡観察の重要性を示した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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